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静電気5 摩擦帯電|セラミックス技術コラム

セラミックス技術コラム

静電気5 摩擦帯電

摩擦帯電については、実際に経験する帯電現象は、Ⅰ.絶縁体間、Ⅱ.絶縁体-導体間、Ⅲ.導体間です。
しかし、導体の帯電現象は、電子が流れてしまうために測定や判断がむずかしく、見掛け上、絶縁体のみ帯電したようになってしまうことが多いです。
さまざまな物質を摩擦した場合に、図の左部のものが正に、右部のものが負に帯電するように物質を並べたもので帯電列と呼ばれています。
ただし、このような図は経験的に作成されたもので、物質の表面特性(平滑性、汚れ)や環境条件(温度、湿度、気圧等)、摩擦力等で比較的簡単に順序が逆転してしまうので、使用する場合には十分な注意が必要となります。




参考文献)図解静電気管理入門/二澤正行 著/森北出版株式会社

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