電気を通すアルミナのご提案｜明日咲く通信 メルマガ

Vol.109　2020年12月4日

明日咲く通信の元編集局長の吉澤（ヨシザワ）です。
皆様にすぐに役立つ情報源となるような技術情報などを配信していきますのでお付き合いよろしくお願い致します。

皆さんコロナ禍の中どのようにお過ごしになられてますか？
私は休日はほぼ家に居て、アマゾンプライムでの動画鑑賞をし、最近は鬼滅の刃や、YOUTUBEの視聴をしております。

その中で気になるYOUTUBE動画を見つけました。
制振材で車の静音計画です。

我が家の車2台ありますが、車の通勤は軽自動車を使用しています。
7年目で13万キロを超え、だいぶヘタリと騒音が大きくなった気がします。

今回のメルマガは「車のデッドニング計画」をお送りします。

是非最後までご覧ください。

 

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◆今月のお知らせとホームページ更新状況◆
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電気を通すアルミナのご提案

多くのユーザー様が抱える悩みの一つが「静電気」です。
今号では、静電気を逃がす特殊なセラミックスをご紹介いたします。

アルミナセラミックスは半導体業界において汎用的に使用されており、高強度および高剛性の特性からシリコンウエハなどを搬送するロボットハンドに多く利用されております。

これらのロボットハンドでは稼働する中で静電気がたまり、静電気を逃がす対策が求められています。
一般的に静電気による放電は、ESD（Electro Static Discharge）と呼ばれ、その対策の要求は加速度的に増加しております。
その背景として、スマートフォンなどに内蔵される電子部品の小型化が進み、ほんのわずかな静電気放電によっても回路破損がしやすくなっていることが挙げられます。

アルミナセラミックスは絶縁材であるため多くの場合、テフロンコートをはじめとする導電性フッ素樹脂コーティングを用いて導電効果を付与していましたが、REACH規制による影響からフッ素樹脂の使用が制限されている傾向にあります。

炭化ケイ素やその他導電性セラミックスによる代替材で導電性を付与することは可能ですが、それらはどれも割高でありアルミナの2倍程度の価格帯となってしまいます。

そこで、弊社はカーボンや重金属を使用せずに電気を通す純度99％以上のアルミナを開発いたしました。
機能面、価格面で満足のゆく静電気拡散アルミナをご提供いたします。

【静電気拡散アルミナの特徴】
　・高純度なアルミナのためコンタミの発生を抑えられます。
　・SiC（炭化ケイ素）と比較してコスト面で優位です。
　・フッ素樹脂コーティングより高い耐熱性があり耐久性があります。

SEMICON JAPAN VIRTUAL に出展

半導体の未来がみえるオンラインイベント！
2020年のSEMICON Japanはバーチャルイベントとして開催されます。
バーチャルだから、世界中どこからでも、SEMICON Japanの展示会ブースやセミナーが提供する豊富な情報にアクセス可能です。


バーチャル展示会
出展者による展示だけではなく、製品・サービス・技術のライブ配信による説明会あり
ライブ配信 2020年12月14日(月)～17日(木)
オンデマンド配信 2020年12月11日(金)～2021年1月15日(金)

ライブ、オンデマンドのウェビナー形式の各種カンファレンス
ライブ配信 2020年12月11日(金)～18日(金)
オンデマンド配信 2020年12月11日(金)～2021年1月15日(金）

未来カレッジ：学生向け業界、企業説明会
ライブ配信 2020年12月13日(日)（先行して11月28日（土）にも開催）

アスザックはセミコン・ジャパン（バーチャル）に出展致します！
いよいよ開催が来週に迫りました！

※事前登録が必要です。詳しくはSEMIからの案内をご参照下さい。
開催概要はこちらから→

高通気性多孔質セラミックス（AZPV60）のデモ機貸し出します

メルマガVol.99でご紹介しましたコレットに使用しております通気性の高い多孔質セラミックスは大型化が課題であり、小口径Φ50程度の大きさまでしか対応出来ずにおりました。
この度、アルミナ材質にてΦ160まで製作が可能となりましたので材質名をAZPV60として製造販売を開始いたします。

従来からあります弊社材質のAZPW45やAZPWB40は通気性は比較的高い材料ではありますが、気孔径が大きいため薄いワークを吸着させると変形させてしまいます。

また、アルミナ純度が低い材料のため高温度での使用には不向きです。
これらの点を改良し、気孔径を30μｍと比較的小さくさせ、ウエハの変形を解消しました。
更に、主成分のアルミナ純度を高め、1600℃までのご使用を可能にしました。

新材料である、通気率の高いアルミナ多孔質セラミックスAZPV60を使い、Φ150の吸着ステージのデモ機をご用意いたしましたので是非お試しください。
吸引ポートはφ6耐圧チューブ対応仕様です。

●新多孔質・吸着ステージ（AZPV60を使用）　サイズΦ170×20ｔ（多孔質部Φ150）


● AZPV60の物性参考値

項目	単位	AZPV60
主成分	-	アルミナ
全気孔率	％	60
気孔径	μm	30
かさ密度	g/cm3	1.54
通気率	（×10-14)m2	200
曲げ強度	MPa	28
誘電率	1MHz	3.8
熱伝導率	W/(m・K)	13.4
熱膨張係数	×10-6	8
耐熱温度	（大気）℃	1600
色調	-	白

ウエハ外周ハンドPeriZacの加工例のご紹介

PeriZacは、本体の幅や根本の長さの変更、取り付け穴の加工が可能です。
本体中央部の幅を広くした場合の形状について、加工例をご紹介致します。

図1は、従来の形状（中央部の幅が狭い形状）になります。
図2は、中央部の幅を広くした形状になります。

中央部の幅を広くした場合、ウエハを支える4箇所のガイド部の大きさが小さくなるので、
ウエハとの接触面積を小さくすることができます。
お客様のご要望に応じて、加工対応致しますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

●図1  従来の形状（フォーク部分の幅が狭い場合）

●図2  フォーク部分の幅を広くした場合の形状

詳細はこちらから→

Fセラニュースを更新しました

炭素をマトリックスとする複合材料の反応焼結（RB）（珪素化）

　セラミック工学における反応焼結は、粒子や繊維の塊からその場の化学反応によって高強度なセラミックス体を作る一つの工程である。1974年にHillingおよびその共同研究者ら27)はSiC/Si複合材料を作製する方法として炭素繊維を溶融珪素につけて反応させ、これを方向の揃ったSiC結晶に変える液体珪素含浸法を紹介した。

続きはこちらから→

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　 ◆ケ・セラセラミック のひとこと◆
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愛車のムーブは4年前に、親戚のおじさんから格安で譲ってもらいました。
その当時で既に7万キロを超えており、至る所にぶつけた跡がありました。
その為　缶スプレーで補修したりお金をかけてアライメントの調整をして現在まで乗っています。

12万キロを超えたあたりからボディの歪からか、騒音が大きくなったなという感じがしていました。
その時たまたま見たYOUTUBEで日東電工の制振材を貼り付けるだけで防音効果が出るという内容を見ました。
価格もそんなに高くなく、とりあえずやってみようかと思いアマゾンで購入してみました。

購入した製品がこちらです。評価は4.5でバッチリです。

YOUTUBE動画では天井やドアの内張りを剥がして貼ったりしているものもありますが、流石に面倒なので後席から荷室にと、ロードノイズ対策として床面に貼ってみました。

拳でコンコン叩いて響く所を中心に貼っていきます。
鉄板が薄いのがよくわかります。
脱脂して貼っていきます。粘着テープが黒くて指や爪につくので注意が必要です。
貼り終えた内容がこちらになります。

わかりづらくて申し訳ございません。銀のプレートです。
うーん見栄えは悪いが誰も見る箇所でないのでこれでいいか。とぶつぶつ独り言を言いながら片付けていきます。
さーて試運転です。乗ってみます。　

え！ほとんど効果を感じない。まじか。。

乗っていくうちに効果が出るかも知れないし、雨の運転時効果を感じるかもしれないからと自分に言い聞かせながら乗っていますが、2週間経っても実感がありません。

その事を家内に言うと、「又くだらない所にお金をかけて」と小言をもらいました。
2000円ちょっとなので小遣い範囲内です。

貼り方が悪かったのかなと思いつつ、開き直って新たな計画をしています。

それはタカラ塗料を使った　車のオールペンキ計画です。
URLはこちらです。

見ていただくとわかりますが、皆さん様々な刷毛塗りをしています。
YOUTUBEでも様々な動画がありますので見てみてください。
私が今イメージしているのがこのような塗装です。皆さんいかがでしょうか？

おそらく家内から大反対をくらいそうです。
面白いこと大好きなので色々チャレンジしていきたいですね。

皆さんのご意見お待ちしています。

それでは、明日咲く通信をどうぞよろしくお願いいたします。