お問い合わせはこちら 026-248-1626 受付時間:9:00~17:00(土日祝休み) FAX : 026-251-2160

加工精度~表面粗さについて~|セラミックス技術コラム

セラミックス技術コラム

加工精度
 ~表面粗さについて~

加工精度を示す指標として表面粗さ(Ra)があります。

そもそも「表面粗さ」とは、製品を加工したときの加工面の表面状態の事です。

同じ機械を使用して加工したとしても、「荒取り」と「仕上げ加工」では表面状態が異なります。
また、機械にはそれ以上の精度が出ないラインがあります。

下表に示すように、表面粗さを高精度で仕上げたい場合は光沢仕上げ・鏡面仕上げが必要となります。

表面粗さの他に平面度を重要視される場合は鏡面仕上げがオススメです。

  SiC アルミナ
焼き放し 6.3a~3.2a
一般加工 1.6a~0.8a
光沢仕上げ 0.8a~0.6a
鏡面仕上げ 0.4a以下

表面粗さはJIS規格に則り単位を定めています。


Raとは「中心線平均粗さ」です。

粗さ曲線からその平均の方向に基準長さだけを抜き取り、その面積を長さLで割った値をμmで示します。

標記方法としましては他にもRmax「最大高さ」、Rz「十点平均高さ」などがあります。

アルミナとSiCの素材で同様の加工で比較すると、表面粗さの精度が高くなるのはSiCです。

※弊社製品と金属・樹脂の比較が「一般素材との物性比較」にあります。

お問い合わせ

特注サイズや形状も、1点から承ります。
お気軽にお問い合わせください。