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超微粒子の性質|セラミックス技術コラム

セラミックス技術コラム

超微粒子の性質

粉体は粉砕や化学反応などによって混合、化学反応、造粒、貯蔵、運搬などの単位操作に都合の良い状態に造られる。

粉体の条件は「固体の微粒子であり、多数が集合していて粒子間に適度な相互作用が働いている状態である」と言える。
粉体は、固体が微細化されて粉になることで、元の固体とは変った個々の微粒子の性質と、多数が集合した集合体の性質の両面から見なければならない。

粉体の主な共通性質は、流動性がある、媒質へ分散できる、化学的活性があるなどである。

粒子が小さくなると表面積と体積の比が大きくなる。

微粒子化すると粒子の表面積が増加することで種々な可能性が出てくることから、製品開発には粒子の微細化が欠かせない要件である。

固体物質が超微粒子、ナノ粒子になるとバルク状態では得られない新機能が現れる。

粒子の内部と表面のエネルギーを比べると表面に活性があり、ほかのいろいろな物質との反応は、粒子が接している界面から起こるから、比表面積がそれだけ反応は速くなる。



参考文献;ビーズミル/中山 勉 著

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